白濱イズミ × 平山澗

アーティスト

NEUT Magazine
編集長

「あの人の、恋バナ。」レポート Vol.4

読むチョコレートブランド『Chocolate Library』が2月6日(木)から14日(金)まで渋谷パルコにバレンタインポップアップショップをオープンしました。その中で開催した、総勢16名の豪華クリエイターによるトークイベント「あの人の、恋バナ。〜クリエイティブなあの人の、想いの届け方を知る8日間〜」の様子をレポートします。第四回目は、アーティストの白濱イズミさんと、NEUT Magazine編集長の平山澗さんです。

白濱イズミ

アーティスト

ラブリとして雑誌、TV、ラジオ、広告などメディアで活動する一方で、近年では自身の内側から生まれる“言葉”を、日本名である白濱イズミとして、詩や朗読、執筆、音楽、など形に捉われずに様々な展示方法を使いながら表現している。

平山澗

NEUT Magazine 編集長

ウェブメディア『Be inspired!』編集長を経て、現在は『NEUT Magazine(ニュートマガジン)』創刊編集長を務める。『NEUT Magazine』では「既存の価値観に縛られずに生きるための選択肢」をコンセプトに、先入観に縛られない<ニュートラル>な視点を届けられるよう活動中。

河野聡太(司会・進行)

高校3年生時にJUNON SUPER BOY CONTESTにてAOKI賞を受賞し、芸能活動を開始。ドラマ『BOSS 2ndシーズン』にて映像デビュー。2018年にはTERRACE HOUSE OPENING NEW DOORSへ出演。現在はIT企業で会社員をしながら、タレント活動を行なっている。

高校3年生時にJUNON SUPER BOY CONTESTにてAOKI賞を受賞し、芸能活動を開始。ドラマ『BOSS 2ndシーズン』にて映像デビュー。2018年にはTERRACE HOUSE OPENING NEW DOORSへ出演。現在はIT企業で会社員をしながら、タレント活動を行なっている。


一人になりたい時に、
一人にさせてくれる

河野

以前から交友関係のあるお二人は、恋愛してる時としてない時でモチベーションの違いってありますか?

平山

自分の中で、恋愛が大事なのか仕事なのか、友達なのか家族なのかってその時によって優先順位が変わってくるじゃないですか。どれかひとつに切り替えてしまうんですよね…。

白濱

それ男性っぽいですね。

河野

恋愛をしながら何かするのが難しいってことですね。

平山

ちゃんと恋愛というものを大事にしながら、他のものも大事にできる人ってすごいなって思います。

白濱

私は、私がどう過ごしているかという時間を相手にも大切にして欲しいですね。例えば、一人になりたい時に、一人にさせてくれるとか。絶妙な距離感を保っていたいです。

平山

じゃあ僕が言っていることとあながちズレてはいない感じでしょうか。でも僕の場合は、恋愛という下地を敷いてられない時があるんですよ。人それぞれサイクルがあるということを前提に人と付き合っている気がする…。それって寂しいですか?(笑)

白濱

え、寂しい(笑)

河野

寂しい(笑)恋愛モードじゃなくなっている時って、一緒にいるのが嫌ではない?

平山

それはないんだけど、恋愛モードじゃない時は時間が作れなくなるんですよね。

白濱

やっぱ男性っぽい!友達は友達、恋人は恋人って分けているんですね。私は、彼の存在を近くに置きながら、友達と遊んだり仕事したりしているので、完全に分けてないかも。

わかってないのに謝る人は嫌!

河野

モノづくりをしていく中で、恋愛と似ているところはありますか?

白濱

私は言葉を書くので、その言葉選びとか言葉づかいが恋している相手への伝え方と似てるかもしれない!

平山

好きな人に話す時の口調に近くなるってこと??

白濱

そう!平山さんはどうですか?

平山

僕は、人が好きなんですよね。メディアも人をフィーチャーして取材するじゃないですか。友達とか彼女とかっていうより、人ってものが好きだから、全員おもしろく感じるし、魅力的に見えるんですよね。光しか見えないし、他人のいいところしか見えないタイプ(笑)でも仕事も恋愛も付き合っていく中で、相手の影の部分が見えた時の落差があるじゃないですか。その時に自分がそこまで見抜けてなかったんだと思うこともあります(笑)わかりますか?

白濱

なんとなくね(笑)ピンとは来てない(笑)

平山

僕の恋愛観が違い過ぎましたね(笑)

白濱

私は言葉を書く時に、自然と過去に過ごした感覚や記憶が反映されることはよくあります。喧嘩した時の情景とか断片的に記憶として残っていることは、文章に生かされてるかも。

平山

僕は喧嘩をあまりしないので(笑)喧嘩する時間があれば…他の事を…。いやでも喧嘩も重要なのか…(笑)

白濱

二人でゴール地点に向かっていかないとうまくいかないし、お互いの努力が絶対に必要。ちゃんと「ごめん」って言って欲しいし、態度で示して欲しいけど、何に「ごめん」って言っているのかわかってないのに謝る人は嫌!

河野

僕は全然「ごめん」って言えないです(笑)

白濱

何に対して怒っているのかを聞くことと、理由はわからなくても「そういう気持ちにさせてごめんね」って言って欲しい。これが正解!(笑)

平山

ちゃんとわかろうとしている姿勢を見せるのが重要なんですね。勉強になります!

いろんな人が幸せになれる
空気を作るようにしています

河野

二人が想いを伝えるとき意識してることってありますか?

白濱

言葉をちゃんと使うことです。でも伝えるって難しいことなんですよね。一気に発言するんじゃなくて、一旦相手のことを考えてゆっくり伝えるっていうのが大事だと思います。

平山

雑誌の最終形って想いを伝えることなんですよね。雑誌を作る側の人間として、その目的を実現させないといけないんです。編集者の動き方って、誰かの真ん中に立つことが多くて、僕は空気を作る役なんですよね。「あの人の媒体だから載ってもいいな」とか相手に心地よさを感じてもらえないといい記事も作れないんですよ。自分のすべての言動が回りの人にとっていいのかを意識して生活しています。いろんな人が幸せになれる空気を作るようにしています。

白濱

空気が整うってとても大事だと思います。

平山

褒められてうれしいです(笑)でも自分を失くしてもダメなのでバランスが難しいんですよね。

白濱

仕事モードだと空気を作れるけど、恋愛だと空気作れないの?

平山

ロマンチックなムードとか作れないです(笑)照れくさい(笑)

白濱

照れくさいなんて一瞬だから!(笑)伝えた方がいいよ!言葉でちゃんと。

平山

はい…。空気じゃなくて言葉でってことですね(笑)頑張ります。

※本記事はトークイベントの内容を抜粋し書き起こしたものですが、文章としてわかりやすくするために編集を加えています。映像とは内容が一部異なりますので、ご了承ください。

『Chocolate Library』は「読むチョコレート」をコンセプトに、各業界のクリエイターが集まり立ち上げたスイーツブランド。日本を代表する農園の果実×チョコレート×ショートエッセイという異色の掛け合わせにより、心の頬が落ちる時間を提供します。

オフィシャルECサイト:
https://chocolibrary.theshop.jp

「あの人の、恋バナ。」
レポート Vol.4

白濱イズミ × 平山澗

2020.2.12 WED   Special Talk Event

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